花咲く庭 ~50代から始める自分時間

今後の人生設計、貯蓄と投資、趣味、人間関係など 子育てがひと段落した今を紹介

気づけば、子育て終了5秒前

あと何回一緒に 外食できるのか

先日、家族そろって中華料理を食べに行きました。突然決まった話なので、当日の夕方、学校にいる高校生の息子にLINEで連絡。放課後になっていたせいかすぐに返信があり、現地集合するとのこと。主人と義親の私たち大人組の方が早くついたので 先にビールとおつまみを注文して息子の到着を飲みながら待っていました。

すると息子から「油淋鶏(ユーリンチー)と酢豚、注文しといて。」と連絡あり。位置情報アプリを見ると、もう最寄り駅に到着していました。急いで2品を注文したんですが、その時、ふと「こんな風に息子と外食できるのは、あと何回あるんだろう?」と思いました。

到着した息子は、もう主人と同じくらいの背丈。子供の成長なんてあっという間ですね。

 

人生で一番長かった一年

もし「人生で一番長かった一年はいつ?」と聞かれれば、私は迷わず息子が生まれてから1歳になるまでの一年と答えます。それほどあの一年は長く感じました。毎日が新しいことの連続でしたし、抱っこして、おむつを替えて、母乳を与えて、また抱っこして、お散歩して、沐浴して・・・とやることは盛りだくさん。昼寝をするヒマもありませんでした(笑)。まとまって眠れないし、風邪を引いてもママ業を休むわけにはいかないし、わからないことも多く心配になったりと不安になったりと大変でしたが、それ以上にたくさんの幸せを感じました。泣いても愚図っても怒っても、何をしていても100%かわいい。こんなにかわいい赤ちゃんが自分の子供なんて信じられない!とよく思ったものでした。それほどに幸せな一年でした。

 

子供の成長は早く 気づけば高校生

そんな幸せな子育ても、1歳を過ぎて離乳食バトル(と私は勝手に命名)が始まると、やさしいだけのお母さんではいられらくなりました。主人は仕事で忙しく、主人の親も私の親も遠距離だったので、子育てはほぼ私1人。家に閉じこもっていると良くないと思い、毎日のようにお出かけをしていました。この頃の記憶はベビーカーを押して散歩してるか、ごはんを食べてる記憶ばかり^^

そんな息子が幼稚園に通い始めた時は、数年ぶりに一人きりのまとまった時間を持てたことに感激。初めての自由時間を得た私は美容室と図書館に行ったのを覚えています。

この頃から私の時間に対する感覚はスピードUPしていきます。幼稚園の3年、小学校の6年。当時は長いと思いましたが、振り返ってみればあっという間。そして中学。「あれ?もう卒業?」それが偽らざる感想。そして今、高校1年生。本当に早いものです。

 

子育て終了5秒前

現在高校生の息子。

高校3年と大学4年、もしかしたら社会人になっても数年は自宅通いかな?じゃあ、あと10年くらいしか一緒にいられないんだと思ったら急に息子との時間が愛おしくなってきました。

そ・れ・な・の・に、

なんと、「北海道の大学を受験したい!」と。

北海道と言えば当然、自宅から通える距離ではなく一人暮らしになることは決定。

ええ~!!お母さん、心の準備、全くできてないよ。あと3年。いや実質あと2年半しか、一緒にいられないワケ?? もう大ショック。

そう、私の子育ては終了まであと5秒というところにきていたのです。

まあ、私自身、18歳で親元を離れたので仕方ないか。子供はいつか育っていくもの。これからの数年をしっかりと味わっていこうではないかと決意する 今日この頃です。